知っておきたい調剤薬局の譲渡の流れや相場について

調剤薬局の譲渡の相場金額の考え方

近年では薬局M&Aの相場は下がってきており、購入する側の場合には負担が小さくなりつつあります。しかし応需枚数により、未だに中堅チェーン薬局では比較的高い評価を提示することもあります。個人で中堅企業と同等かそれ以上の資金を捻出することは、非常に困難でありリスクも伴っているということは、頭においておくようにしましょう。調剤薬局の価格を決める基準としては、時価純資産価額、毎月の技術料と処方箋応需枚数、そして営業権を合わせたものが相場となっています。もちろんこれはおおよその目安であり、業績が好調で現金が多く見込まれると、より高値の売却となる可能性もあります。それとは逆に予想していた以上に低い価値になるケースもあります。場合も十分考えられます。現金の多さに関しては、譲渡先の企業との相乗効果の強さが大きな影響を与えるので、どのような会社と交渉するかという点でも金額は変わることになることは、頭においておきましょう。

調剤薬局の譲渡によるメリットとは

譲渡によって買い手側と売り手側の双方にメリットがあるというのも、特徴の一つではないでしょうか。買い手側は業界の生き残りを目的として、かかりつけ薬剤師の導入やかかりつけ薬局への移行をするということになります。売り手側は個人で経営している薬局の後継者問題を解決したり、グループ内店舗の売却を行うことにより従業員の雇用の維持をすることができます。利点をしっかりと理解し、金額と比較して無理のない売買を行うことが必須となってくるのではないでしょうか。

金銭面のみで判断しないように気をつける

金銭面の違いが気になるのは当然ですが、購入する立場となった場合も売る立場となった時でも、金銭面の違いのみで判断しないようにすることは心がけておかなくてはなりません。特に購入となれば、条件の良い店鋪を選ぶことが、その後経営をうまく軌道に乗せて続けていくことができるのかに大きな影響を与えることになります。まずは薬剤師の人数をどうするかを考えておき、その人数体制で一手が回る応需枚数かを判断しておく必要があります。応需枚数が多く人数のバランスと見合っていないと、新たにスタッフを雇うことになり利益を圧迫してしまいかねません。一包化作業や在宅対応に時間が取られてしまうと、枚数が少なくても手が回らなくなってしまうので気をつけましょう。薬剤師の雇用や通勤圏内など様々な点を考慮し、どれが適しているか比較してから決めるようにしましょう。

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